電脳空間観測所(9)

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電脳空間観測所(9)

日本が世界に誇るジャパンアニメ!『マトリックス』などハリウッド作品にも影響 世界標準の魅力を検証

今や日本が世界に誇る輸出文化として、国内外で高い人気を誇り、映画『マトリックス』シリーズを
はじめ、多くのハリウッド作品にも影響を与えている日本のアニメーションの魅力を検証した。

まず挙げられるのは、作品が持つ高い作家性だ。第52回ベルリン国際映画祭金熊賞受賞、
第75回アカデミー長編アニメ賞受賞など数多く映画賞を受賞した映画『千と千尋の神隠し』を手掛けた
宮崎駿を筆頭に、日本のアニメがポップカルチャーとして浸透するきっかけとなった映画『AKIRA』の
大友克洋。そして映画『イノセンス』『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』など哲学的テーマを
エンターテインメントに昇華させ、コアなファンを持つ押井守監督ら、独自の美学とこだわりを貫く
クリエーターの存在が、一種のアイコン(象徴)として、海外で熱い注目を集めている。

また、押井監督の映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊2.0』、士郎正宗原作の映画
『APPLESEED アップルシード』『APPLESEED SAGA エクスマキナ』など、人間とマシンの融合をテーマに、
ち密かつ大胆な近未来像を提示するスタイルは、製造業の国として長い歴史を持つ日本ならではのもの。
海外のファンにとっては、それらが非常にクールなもの(クール・ジャパン)として受け入れられている。

さらに、アニメ映画という枠を超えて、コスプレやアニソン(アニメソング)といった作品の
新たな楽しみ方も、世界で大ブームを巻き起こしている。各地で開催されるイベントでは、
「機動戦士ガンダム」「新世紀エヴァンゲリオン」といったメジャー作品はもちろん、
バンパイアハンターの死闘を描いた『HELLSING』のコスプレに興じる若者たちの姿が多く見られる。
こうした国を超えた文化交流は、日米共同製作の『アフロサムライ』がまずはアメリカの
ケーブルテレビで大ヒットした後、日本に逆輸入されるという現象も生み出している。

今後、ますます世界の注目を集めるであろうジャパンアニメ。その高いクオリティーと、
娯楽だけに留まらない深いメッセージ性は、まさに世界標準という言葉がふさわしい。
「アニメは子どものもの」という先入観を捨て、ぜひジャパンアニメの魅力を体感してみては
いかがだろうか。
http://www.cinematoday.jp/page/N0025741

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